きれいさっぱり生きていく。

人間関係や物がごちゃごちゃした中生きてきた僕が、シンプルライフという言葉に出会いました。それから物や人との関係を見つめ直し人生を再構築していく過程を書いていきます。

生命保険の考え方の変化

 

 

結婚や出産などの人生の節目の時に生命保険どうしようと考える人は多いと思います。

 

実際僕のまわりでも結婚や出産を経験した人ほど、生命保険のことで悩んでいる人は多いです。

 

僕も結構悩みました。

もし、僕になにかあったら専業主婦の妻と三人の子供の生活の経済状況は確実に悪化するからです。

 

 

僕の場合は生命保険の中でも、「医療保険」と「生命保険(死亡保障)」に重点を置いて考えていました。

 

最初右も左もわからない時には、もしもの時どうしようとかなり不安でした。

こういうのって悩みだしたらとことん悩んでしまうものですよね。

(もしかして僕だけかな?^^;)

 

そして、その不安を取り除くのに必死でかなり手厚い保障をかけていました。

 

でも今は考え方が変わったので、当時に比べ保険を見直してどんどん減らしています。

まだ、保険なしというわけではないので、中途半端な段階ではあるんですが、こういう考え方もあるというのを知ってもらいたくて今回は記事を書きました。

 

 

まずは、生命保険に入りたての頃の僕のことから書いていきます。

 

僕は最初医療保険に入ることで、入院した場合には保障のみで入院費やその間の交通費等が賄えるレベルにしたいと思っていました。

 

そんな当時の僕が契約した医療保険は日額10000円(60日型三大疾病時無制限)、三大疾病時には一時金130万円(年1回限度)、がんの通院特約10000円、先進医療2000万円の65歳払込済といった内容でした。

 

これで年間80000円程度でしたので、まあ保障を買っているとしたら妥当な値段なのかなと当時は思っていました。

 

ちなみに同時に加入した死亡保障は積立で60歳払込済の1000万円を選択してました。

こちらは年間の保険料は20万円弱とかなり手痛い出費でした(涙)

でも、掛け捨てで保険料を捨てていくより積立てるべき!

それに銀行に預けるより増えるし案外僕って賢いんじゃないかと能天気に考えてました。

 

 

 

その約1年後の今の僕は、医療保険は減額して日額5000円(60日型三大疾病時無制限)、三大疾病時一時金50万円(年1回限度)、がんの通院特約5000円、先進医療2000万円の65歳払込済になっています。

保険料は年間50000円弱なので、見直し前より約30000円負担が軽くなりました。

 

死亡保障のほうは解約して、新たに収入保障保険に加入しています。

この保険は55歳までに僕が死去した場合に、僕が55歳になる年まで妻が毎月10万円受け取れるといった内容です。

若いうちに死んでしまった場合に保障が大きくなるので、子育て世代にぴったりだと感じて入りました。

保険料は年間24000円程度なので、以前の積立型に比べると大きく負担が減りました。

 

以前の僕は保険料を絶対無駄にしたくない‼︎という思いがとても強かったです。

せっかく払ったんだから、豊富に保障を受けて絶対元をとってやる‼︎だとか、掛け捨てなんてお金をドブに捨ててるのと同じだから絶対積立‼︎と偏ったものの見方しかできなかったんです。

 

だから、医療保険では保障を充実させて死亡保障は積立型を選択しました。

 

でも、いろいろな情報に触れていくうちに「保険って本当に困った時にあったら助かるくらいの補助でいいんじゃないの?」っていう考えに移行していきまして。

 

その結果、今払ってる保険の内容は自分には必要ないなと感じたので、徐々に保障の幅であったり積立の解約といったことを進めていきました。

 

今はまだ保険は見直しの途中なので、今後もっと保障範囲の縮小はしていく予定です。

 

 

以前の僕のように、医療保険や死亡保障の生命保険で得をしてやろうとか元を取ってやるという考え方の人はもしかしたら結構いるかもしれません。

 

でも、保険で元が取れる人ってほとんどいないと思うんです。

 

大多数が元を取れたら保険会社は当然潰れるし、みんな入院しまくりの国なんてなんか嫌ですよね(^_^;)

 

保険料で元を取ろうとして今の生活を圧迫するのは正直しんどいので、見直しをしてからは少し気持ちが楽になりました。

 

保険についてはどれが正解でどれが間違いといったのはないと思いますが、考え方にもいろいろあるというのを知ってもらいたかったので、今回は記事にしてみました。